【パルナス製菓】伝説のCMで有名なモスクワの味を求めて…「モンパルナス」でピロシキ&ロシアンドーナツを頂く【豊中市庄内】

今回は、あのモスクワの味「ピロシキ」を求めて豊中市庄内へ。パルナス製菓の歴史などをふりかえりながら、伝統を受け継ぐ「モンパルナス」にお邪魔します。

モスクワの味を求めて一路、豊中市庄内駅に

みなさん、こんにちは!今回は、豊中市庄内駅にやってきました。庄内と言えば、「北摂の下町」として有名なエリアですが、50歳以上の大阪人なら誰でも知っている「パルナス製菓」のDNAを受け継ぐお店「モンパルナス」があります。

今回はお店で、あの懐かしい「パルピロ」(ピロシキ)を頂きたいと思います。

パルナス製菓の歴史を振り返る

ここで、パルナス製菓の歴史について振り返っておきましょう。

パルナス製菓株式会社は、かつては、近畿地方を中心に洋菓子の製造・販売をおこなっていた食品メーカーです。兵庫県加西市出身の古角松夫が、1947年に創業。1952年に株式会社化しました。

ロシア風ケーキやシュークリームなどの洋菓子の他、ピロシキなどの調理パンなどを製造・販売。最盛期の従業員は、500人あまりで、兵庫県や大阪府を中心に、200店以上の直営店と特約店を展開していました。

70年の大阪万博では、ソ連館のレストランを運営!

また1970年の大阪万博では、ソ連館のレストランモスクワを受託運営。その後は、大阪・神戸・東京でレストランモスクワおよび、レストランパルナスを運営する等、事業を拡大しました。

80年代に入ると洋菓子業界も競争が激化

しかし、1980年代に入り、洋菓子需要の落ち込みや価格販売競争が激化。売上高の減少が続いたことから、黒字無借金経営を維持しつつ、1990年代末に事業の縮小整理を開始しました。

そして2000年に工場を閉鎖、2002年3月に企業清算を終了し、解散しました。

「モンパルナス」とは…?

今回お伺いする「モンパルナス」は、創業者の弟が、パルナス製菓から独立する形で開店した喫茶店です。1974年に尼崎で開店し、2021年5月に豊中の今の場所に移転して営業を続けています。

街のお洒落なパン屋さん「モンパルナス」

今回お伺いする「モンパルナス」は、庄内駅西口から出て、そのまま道なりに北に進み、「ローソン」を左折。150メートル程進んだマンションの一階にあります。

爽やかな店内でモーニングを頂く!

今回は朝食代わりにピロシキとアイスコーヒーを頂きました。自分が想像していたよりもあっさりした味わいです。生地はモッチリした食感で美味しかったです。

一番人気のカレーピロシキも頂く

お代わりの一品としてカレーピロシキを頂きました。形は普通のピロシキと比べると少し細長い感じでした。形の違いは、ピロシキとカレーピロシキを間違えないようにするための工夫だと思われます。ドライカレーの風味が効いていてなかなかGOODでした。

店内には「パルナス製菓」の思い出を展示

また店内には、パルナス製菓に関連する展示や、パルナス関連グッズの販売スペースもあります。

店員さんに、撮影の許可をお願いしたら、快くOKして下さいました。パルナスのキャラクター「パルちゃん」のモデルとなった童話。「ネズナイカの冒険の本」なども飾られています。

ワクワクしながら、カメラを回し、シャッターを切りました。

〆のデザートに「ロシアンドーナツ」を!

店内の撮影もひと段落したので、最後にデザートを頂きます。

店員さんオススメの「ロシアンドーナツ」。こちらはパン生地にレーズンが入ったロシアの伝統的なおやつとのこと。

昔、小学校の給食で食べた揚げパンのような感じで、なんだかとっても懐かしい味です。こちらもテイスティーでしたよ。

まとめと感想

今回は、豊中市庄内にある「モンパルナス」さんで、ピロシキ&ロシアンドーナツを頂きました。いかがだったでしょうか?

パルナスのピロシキと聞いて…「懐かしい!食べてみたい」と思った方は、是非一度、「モンパルナス」を訪ねてみて下さいね。

本日も最後まで記事を御覧頂き、ありがとうございます。

参考&引用サイト

本記事を作成するにあたって、以下のサイトを参考、また一部を引用しております。

モンパルナス公式サイト

ウィキペディア「パルナス製菓」

パルナス復刻プロジェクト

またのブログ記事の内容は、YouTubeにて動画も公開しております。是非、こちらも御覧ください。

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