昭和の面影漂う香南横丁に新風─『ラーメン海鳥』誕生

今回は、香里園西口の香南横丁にあるラーメン「海鳥」について商店街の歴史を振り返りながら紹介しましょう。

■ 香里園駅と商店街の歴史

香里園駅周辺は、昭和期から京阪沿線の住宅地として発展し、駅前には複数の商店街が形成されてきました。

● 商店街のはじまり

昭和43年「香里ショッパーズプラザ」誕生

香里園駅西側に伸びる「香里駅前通商店街」は、1968年(昭和43年)に日本初の郊外型大型商業施設「香里ダイエー」が誕生したことを契機に発展したエリアです。

もともと周囲は田園地帯でしたが、この出店をきっかけに商業地として急速に成長し、現在の商店街の基盤が形づくられました。

また、香里園駅エリア全体の成り立ちとしては、1910年の京阪電鉄開業とともに「香里駅」としてスタートし、1938年に「香里園駅」へと改称。駅東側には京阪主導の住宅地開発「香里園経営地」が広がり、駅を中心に西側・東側それぞれに特色ある街区が形成されていきました。

香里園駅東口

● 昭和レトロの香りを残す商業エリア

香里園駅西口に広がる商店街

香里園駅西口側には現在も、昭和風情の残る店舗や飲み屋街、細い路地の飲食店群が連なり、その一角にあるのが“香南横丁(こうなんよこちょう)”。

古くから地域住民に親しまれた小規模飲み屋街で、かつては昭和レトロな喫茶店や居酒屋が軒を連ね、今も新旧混在の独特の雰囲気を残しています。

■ 香南横丁に誕生した新鋭「ラーメン 海鳥」

2024年12月3日、香南横丁に新たな光を灯すラーメン店が誕生しました。

その名も 「貝出汁・鶏白湯 ラーメン 海鳥」。

● 駅徒歩3分、香南横丁の新名

かつて「横浜家系ラーメン 黄金家×麺屋 藤一」があった跡地に、新たなラーメンカルチャーを持ち込んだ注目店です。

● こだわり抜いたWスープ

貝出汁醤油中華そば

海鳥の最大の魅力は、大量の浅利と帆立、道南産昆布を低温でじっくり炊き上げた貝出汁と、旨味の深い鶏清湯を合わせたWスープ。貝の香りがふわりと立ち上がり、鶏のコクがしっかりと支える奥行きのある一杯に仕上がっています。

店の公式情報でも、このこだわりがはっきりとうたわれています。

【店舗情報】

店名:海鳥

住所:大阪府寝屋川市香里南之町34‐18

電話:072‐813‐7781

営業時間:11:30〜15:00(L.O.14:30)、17:00〜22:00(L.O.21:30) ※日曜はランチのみ

席数:カウンター12席

最寄り:京阪・香里園駅 徒歩3分(香南横丁内)

お店の公式インスタグラムはこちら

【編集後記】“古い街”に生まれた“新しさ”

在りし日の「ダイエー香里店」

香里園の商店街は、昭和の大型商業施設の誕生と衰退、再開発、人口回復を経て今も変化を続けています。香南横丁のような昭和の空気を残す一角に、現代的なラーメン文化を取り入れた「海鳥」が登場したことで、古さと新しさが混じり合う香里園らしい新しいにぎわいが生まれつつあります。

まさに、“街の歴史に新しいページを刻む一杯”と言えるでしょう。

こちらの動画は、香里園西口商店街とアルプラザ香里園を散策した時の動画です。是非、ご覧ください。

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