鮮魚系ラーメンの新星、大阪・鶴橋に誕生—『中華そば 鯵右衛門』が切り拓く“鯵”の新境地

大阪でも屈指のグルメタウン・鶴橋。焼肉や韓国料理のイメージが強いこの街に、2026年3月15日、新たな注目店が誕生した。その名は「中華そば 鯵右衛門」。鯵の鮮魚を使った唯一無二の“鯵ラーメン”を看板に掲げ、早くもラーメンファンの話題をさらっている。

店が立つのは、鶴橋駅から徒歩圏内の鶴橋本通商店街。市場が近く、鮮魚の質が高いこともこの地を選んだ理由だという。店主は、姫路麺哲、金久右衛門、細見商店という関西ラーメン界の名店で約10年にわたり修行を積んだ澤江氏。鮮魚扱いの技術を徹底的に磨き、独自の“鯵ラーメン”へと昇華させた背景には、修行時代の深い経験がある。

■ 鯵の旨味を極限まで引き出す一杯

味玉中華そば

看板メニューの「中華そば」は、鯵アラを中心とした魚介出汁に、鶏・豚を合わせた動物系のコクを重ねる構成。スープは醤油の香ばしさが立ちながら、鯵の旨味が輪郭を描き、雑味のないクリアな味わい。店主が「鯵はもっと評価されるべき魚」と語るように、そのポテンシャルが存分に引き出されている。

自家製麺室

麺は真空ミキサーを使った自家製麺で、切刃16・18・20番を組み合わせた乱切り仕様。小麦の風味が豊かに立ち、しなやかさとコシを併せ持つ。喉ごしも軽快で、スープとの調和は抜群だ。

チャーシューには、鹿児島・三味豚の肩ロースを使用。しっとりとした肉質と旨味が、上品なスープにアクセントを添える。トッピングの白髪ねぎやメンマなども含め、シンプルながら完成度の高い構成だ。

■ 鯵を軸にした“鮮魚系”の世界を切り拓く

ラーメン界でも鮮魚系の店は増えているが、「鯵の鮮魚」に軸を置き、通年で提供する店は珍しい。鯵の仕入れは、修行時代から親交のある鮮魚店と連携し、安定した調達体制を整えているという。もし鮮魚が難しい時期には、鯵の煮干しを使ったメニューも準備し、営業を途切れさせない工夫をしている点も、店主の覚悟を感じさせる。

■ 8席のみ。集中して“鯵右衛門の世界”に浸れる空間

店内はカウンター8席のみのシンプルな構成。過度な演出は排し、目の前の一杯に没頭できる空気感が心地よい。営業時間は11時から16時まで。昼営業のみという潔さも、スープへのこだわりの表れだろう。

【店舗情報】

店名:中華そば 鯵右衛門

住所:大阪市生野区鶴橋2-14-10

営業時間:11:00~16:00

店休日:水曜日

お店の公式インスタグラムはこちら

【編集後記】鶴橋の新たな名物へ

オープン直後からラーメン好きの間で高い注目を集め、SNSでも口コミが増加中。鯵という食材に真摯に向き合い、研究を重ね続けた店主が結実させた「中華そば 鯵右衛門」。鶴橋にまた一つ、訪れる理由が増えた。

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