ボードゲームアリーナに登場「クラウドシティ」ルール紹介

ボードゲームアリーナに登場した街づくりボードゲーム「クラウドシティ」のルール和訳を紹介します。

ゲームの概要

「クラウドシティ」は、雲の上にそびえる超高層ビル街を建築するエキサイティングなプロジェクトを発進させました。

あなたは、建築家として他の競争相手達と一緒に、この最も野心的なプロジェクトをまとめます。

【ゲームの目的】

都市計画を策定し、建物を戦略的に配置しましょう。最長の遊歩道を建設すると、多くの市議会の票を獲得できるでしょう。

ゲーム終了時、もっとも市議会からの票を集めたプレイヤーが勝利します。

  • デザイナー:Phil Walker-Harding
  • イラストレーター:Fabrice ROS
  • メーカー:Blue Orange Games
  • プレイ人数:1~4人
  • プレイ時間:約15分~
  • ルールの難易度:1/5
  • 戦略の要素:3/5
  • 運の要素:2/5

ゲームのコンポーネント

ビル駒…96個(色高さの異なる3種×32個)

遊歩道…93個(川遊歩道31個、森遊歩道31個、砂遊歩道31個)

クラウドタイル…48枚(スタートタイル4枚含む)

スペシャルリクエストカード…10枚(上級ルール用)

ゲームの準備

ゲームのコンポーネントが入った箱を全プレイヤーの手の届くところに置きます。

各プレイヤーは、自分の街作りの起点となるスタートクラウドタイルをそれぞれ1枚受け取ります(スタートクラウドタイルには、1~4羽の鳥が描かれています)。

  • 残りのクラウドタイルは裏向きにして山札にします。
  • 山札から3枚のクラウドタイルを表にして一列に配置します。
  • 最初の手番プレイヤーは、スタートタイルを表にして自分の前に配置します。他のプレイヤーも同様にスタートタイルを表にして自分の前に配置します。
  • スタートタイルの2つの建築スペースに描かれた同じ色のビル駒を箱の中から取り出し、それぞれの建築スペースの上に置きます。
  • 各プレイヤーに3枚ずつ、裏向きにクラウドタイルを配ります。各プレイヤーの手札になります。自分の手札は他のプレイヤーに見えないようにしましょう。

ゲームの遊び方・手順

本ゲームは8ラウンドで構成されます。各プレイヤーは、自分の手番になったら以下の4つのアクションを順番に行います。

  • 街を拡張する(必須)
  • ビルを建てる(必須)
  • 遊歩道を敷設する(任意)
  • タイルを補充する(必須)

1.街を拡張する(必須)

自分の手札から1枚のクラウドタイルを選び、自分の街を拡張します。

【タイル配置時のルール】

  • これまでに配置されたタイルと少なくとも1辺が接するように配置する。
  • 配置する際、自由に向きを変えて配置することができる。ただし一度配置したら以降は、向きを変えることはできません。
  • タイルを配置する際、縦も横も3枚までしか配置することができません。(ゲーム終了時は3×3の街が完成します)

2.ビルを建てる(必須)

すべてのクラウドタイルには、2つの建築スペースが描かれています。

それぞれの建築スペースの色に対応したビル駒を配置します。

3.遊歩道を敷設する(任意)

遊歩道は、ビル間を繋ぎます。そして勝利のために必要な市議会からの票を獲得する礎となります。

3種類の遊歩道は、それぞれ対応したビル間をつなぎます。

  • 川遊歩道は、低い(青)建物間をつなぎます
  • 森遊歩道は、中間の高さ(緑)の建物間を繋ぎます
  • 砂遊歩道は、高い(茶)の建物間を繋ぎます

それぞれの遊歩道には、5種類の異なった長さのものがあります。

長い遊歩道の方が市議会から獲得できる票は多くなります。(1,2,3,5,8票)

ゲームをプレイしていく内に特定の長さの遊歩道が不足してしまうかもしれません。

もしそうなってしまった時は、それ以降、その長さの遊歩道を敷設することができなくなります。

【遊歩道を敷設する方法】

遊歩道は上図の様に同じ高さのビル間をつなぐことができます、

遊歩道を設置する際、2つのビル間を結ぶように配置します。

自分のターンに複数の遊歩道を敷設することができます。

ただし、2つのビル間の距離と同じ長さの遊歩道しか敷設することができません。

自分のターンに遊歩道を敷設するか否かは、各プレイヤーが決定できます。

<遊歩道の配置制限>

  • クラウドタイルが配置されていない場所をまたぐように遊歩道を敷設することはできません。
  • 同じ高さの建物の間をまたぐように遊歩道を敷設することはできません。
  • ナナメに遊歩道を敷設することはできません。
  • 違う高さの建物同士を遊歩道でつなぐことはできません。
  • 同じ高さの3つの建物を結ぶ様に遊歩道を敷設することはできません。
  • ひとつの建物につき、遊歩道は2本までしか敷設できません。

4.タイルを補充する(必須)

遊歩道を敷設しおわったら、クラウドタイルを手札に1枚補充します。

手札の補充は、表向きになっている3枚のクラウドタイルから1枚選択するか、裏向きの山札の一番上から1枚引くかを選択することができます。

表向きのタイルを選んだ場合、その後、山札の一番上のタイルを一枚表にして、表向きのタイルが3枚になっている状態にします。

タイルの補充がおわったら、次のプレイヤーに手番が移ります。

ゲームの終了条件

8ターンが終了し、各プレイヤーがそれぞれ3×3の街を完成させたらゲームは終了します。

終了後、得点(得票数)計算を行い、もっとも多くの票を獲得したプレイヤーが勝利します。

得票数が同点だった場合は、森遊歩道からの得票が多い方が勝利します。それも同じだった場合は、砂遊歩道からの得票が多い方が勝利します。

まとめと感想

長い遊歩道を敷設して高得点を狙おう!

今回は「クラウドシティ」のルールを紹介しました。

高さの違うビルを上手く配置して、なるべく長い遊歩道を敷設するのがポイントです。

また本作は、ひとりプレイも出来るのが嬉しいところです。

まずはひとりプレイで都市計画の基本をじっくり学んでから対戦プレイに挑戦するとよいでしょう。

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