コンセンサスゲームの進行役に求められる「3つの心得」

進行役「3つの心得」とは

今回は、コンセンサスゲームを行うにあたり、進行役のあなたに守って欲しい「3つの心得」について紹介します。

1.あなたは、参加者ではない

ボードゲーム・コミュニケーションゲームを行う際、通常、進行役がルール説明の後、プレイヤーとしてゲームに参加しますが、コンセンサスゲームの進行役は、基本的にゲームには直接参加しません。進行役のあなたは、「プレイヤー」ではなく「ファシリテーター」なのです。

2.ゲーム中は、そっと見守る…

ゲームのルール説明が終わり、実際にゲームが開始されると、一旦あなたの「出番」は終了です。そっと参加者の話合いを見守りましょう。もし、参加者が話合いを上手く進められなくても、ゲーム中の進行役を引き受けてはいけません。

ただし、どうしても進行が上手くいかず、参加者から助けを求められた時は、最低限のアドバイスはOKです。

<ゲームの進行に関する最低限の助言例>

  • 司会進行役、書記…等、役割を決めた方がいいかも…
  • 1回の発言は、1分以内に抑えて、みんなの意見を沢山聞こう! …等

3. 舞台裏ですべき事は沢山あり

ゲームが開始されると、あなたの出番は一旦終わりますが、舞台裏ですべき事は沢山あります。のんびりお茶を飲んでくつろいでいる暇はありません。

<ゲーム中に進行役が行う仕事>

  • 参加者一人一人の話をしっかり聞く
  • 参加者一人一人の良い点を探す

要するにゲーム終了後に行う「講評と振り返り」の準備を行います。

まとめ

 主役は、あなたではなく参加者です。ゲーム中は、そっと見守り、参加者ひとりひとりの「言動」や「態度」等、良い点を見つけて、ゲーム終了後の「講評と振り返り」の準備を行いましょう。あなたはファシリテーターなのですから…

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