アイデアの限界を突破する!「IF思考」で発想の幅を広げる方法

「今の考え方では行き詰まってしまった」「もっと斬新なアイデアが欲しい」……そんな時に役立つのが、「IF思考」です。

これまでに紹介した「ディベート思考」や「メタ思考」と同様に、思考の枠組みを外すための強力なツールである「IF思考」について、そのやり方とコツをご紹介します。

1. IF思考とは?

IF思考とは、「もしも〇〇だったら?」という仮の状況や条件を想定することによって、新しい着想を獲得する思考法です。

私たちは無意識のうちに既存の思考の枠組みに縛られてしまい、前提を変えて物事を見るのが難しくなっています。IF思考は、あえてこれまでと異なる条件を設定するプロセスを組み込むことで、既存の枠組みにとらわれない発想を引き出すことを目的としています。

2. IF思考を実践する4つのステップ

具体的には、以下の4つの手順で進めていきます。

  • テーマを決める:解決したい問題や、商品・サービスのアイデアを考える際のテーマを設定します。
  • IF(もしも)を考える:テーマに対して一通り考えた後、別の前提を置いてみます。制約、状況、人物、時間、地理など、切り口を変えて仮定を設定します。
  • ポイントを抽出する:IFを設定したことで、通常の思考と比べてどのような変化が起きるかを考え、思考の基準となる要素を抜き出します。
  • アイデアを発想する:抽出したポイントを意識しながら、具体的なアイデアを練り上げます。

3. 発想を広げる「IF」の設定例

どのような「もしも」を設定すればよいか、いくつかの代表的な切り口をご紹介します。

  • 人物の仮定:「もし、スティーブ・ジョブズならどう考えるか?」のように、別の人物の視点に立ってみる。
  • 時間の仮定:「10年後の未来ならどうなっているか?」と、過去や未来の視点で考えてみる。
  • 制約の仮定:「もし、10ページ以内で作成しなければならないとしたら?」と、あえて制約を設けてみる。

例えば、ファッション誌の企画で「スティーブ・ジョブズ」をIFに設定すると、「物事をシンプルに考えるはずだ」というポイントが抽出され、「白シャツとジーンズを追求する」といった斬新なアイデアにつながるかもしれません。

4. 思考のヒント:極端な状態を仮定してみる

思考が固まっていると感じたときは、**「極端な仮定」**を試してみるのがコツです。

「もし、この商品で100万円の利益を出す必要があるとしたら?」と考えるのと、「1億円の場合」で考えるのとでは、見えてくる景色が全く異なります。規模や時間を極端に変えてみることで、通常では思いつかないようなブレイクスルーが生まれることがあります。

【まとめ】

IF思考は、日頃から「もしも〇〇なら」という視点を持ち、様々な条件をストックしておくことが重要です。 今の考えに限界を感じたら、一度立ち止まって「もしも」の魔法をかけてみてください。あなたの思考の枠組みが外れ、新しい世界が見えてくるはずです。

【参考文献】

思考法図鑑 ひらめきを生む問題解決・アイデア発想のアプローチ60

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