解くべき問題を見極める!「論点思考」で成果を最大化する方法

「一生懸命考えて解決策を出したのに、期待した成果が出ない」「そもそも、いま取り組んでいることは本当に重要なのだろうか?」……。 このような悩みがある場合、解決策(How)の良し悪し以前に、「解くべき問題の設定(論点)」が間違っていることが原因かもしれません。

今回は、数ある問題の中から真に解決すべき課題を特定する**「論点思考」**について解説します。

1. 論点思考とは?

論点思考とは、「本当に解決すべき問題(論点)」を特定するための思考法です。 世の中には様々な問題が存在しますが、いかに高度な解決策を立案したとしても、そもそも問題設定が間違っていると、せっかくの努力が水の泡になってしまいます。

例えば、売上を上げるために「販促方法を変えるか?」と考えるのと、「製品の魅力を表現し直すか?」と考えるのでは、その後のアプローチが全く異なります。このように、「本当に考えるべき論点は何か」を問い直すことが、問題解決の精度を高める鍵となります。

2. 論点思考を実践する3つのステップ

正しい問いを導き出すための具体的な手順は以下の通りです。

① 思い当たる論点を書き出す

まずは、考えられる論点をリストアップして「見える化」します。 日々、意識しておきたいのは**「まず与えられた論点を疑う」**ことです。むやみに具体策を考えるのではなく、「これは本当に解くべき問題か?」と常に自分に問いかけることから始めましょう。

①    論点を絞り込んで確定する

書き出した論点の中から、実際に取り組むべきものを以下の3つの観点で絞り込みます。

解決できるか?:明らかに実現不可能な論点は、この段階で除外します。

実行可能か?:解決策を実行するための技術、資源、体制が整っているかを確認します。

成果は大きいか?:解決することで得られる効果が十分に大きい、重要な論点を選びます。

③ 論点を整理する

論点が明確になったら、**「イシューツリー」**として整理し、全体像を可視化します。 「大論点・中論点・小論点」という階層構造にすることで、問題の全体像を把握しやすくなります。もし、ある小さな論点で行き詰まっても、より上位の論点に立ち返ることで、別の有効な切り口を見つけ出し、論点をブラッシュアップすることが可能になります。

3. 思考のヒント:「どう解くか」の前に「何を解くか」

論点思考の核心は、「How(どう解くか)」を考える前に、「What(何を解くか)」と「Why(なぜその問題を解くのか)」を徹底的に問い直すことにあります。

「本当にそれは解くべき問題なのか?」という問いを常に頭の中に置いておくことで、問題解決の効率は劇的に向上します。

まとめ

論点思考を身につけると、限られた時間と資源を「本当に意味のある課題」に集中させることができるようになります。 まずは、いま目の前にある課題をイシューツリーで整理し、本当の「解くべき問い」を探ってみませんか?

【参考文献】

思考法図鑑 ひらめきを生む問題解決・アイデア発想のアプローチ60

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