ファシリテーター必読!チームビルディングゲームを成功させるための7ステップ

「チームの力を最大限に引き出したい!」マネージャーやファシリテーターの皆さんは、そう思っているでしょう。そこで今回は、アイスブレイクやチームビルディングゲームを成功させ、学びを確実に仕事へつなげるための「7つのステップ」について紹介しましょう。
もくじ(CONTENTS)
【ゲーム前】準備が成功の8割を決める

ゲームを成功させ、チーム力アップにつなげていくには、まずはチームの現状を把握し、はっきりと目的にあったゲームを選択し準備することが大切です。
STEP 1:チームに適したゲームを選択する

まずは、「はっきりとした目的」を持つことが重要です。単に楽しいだけでなく、以下の条件を満たすものを選びましょう。
- チームによって達成可能なもの
- チームの現状に関連があり、適用できるもの
- ゲームの後もチームの力を強化し続けられるもの
また、競争を取り入れる際は、メンバー間の対立や負けた時の感情的なリスクを慎重に考慮してください。
STEP 2:ゲームの準備をする

事前の計画と準備は、失敗を回避し、ファシリテーターが自信を持って進行するために不可欠です。具体的な準備内容としては、
- 説明内容を数回読み、リハーサルを行う。
- 必要な道具(トランプ、筆記用具、カラーペンなど)を余分に用意する。
- メンバーが円形やU字型に座れるよう場所を設営する。
- 起こりうる問題を予想し、対策を練っておく。
【ゲーム中】スムーズな進行と深い気づきを促す

ゲームの進行管理は、ファシリテーターにとって腕の見せ所でもあります。特にゲーム終了後の「ふりかえり・感想会」は重要な部分で、ここが上手くいくかどうかでチーム力アップが決まると言っても過言ではありません。
STEP 3:ゲームについて説明する
メンバーが前向きに参加できるよう、「熱意と明るい雰囲気」で迎えましょう。
ゲームの内容と目的を簡潔にわかりやすく説明し、参加者の興味を引きましょう。
参加者が重要なポイントを聞き逃さないよう、道具は説明が終わってから配布するのがコツです。
STEP 4:始める前に理解しているか確認する
「分かりましたか?」と聞くだけでは不十分です。
「制限時間は何分ですか?」といった具体的な質問を投げかけ、全員が正しく解釈しているか確認します。
勝敗の基準を明確にし、最終的な審判は自分が行うことを伝えておきましょう。
STEP 5:ゲームを実行する

ゲームが始まったら、ファシリテーターは一歩引いて観察に徹します。
手順が間違っていてもすぐに修正せず、メンバーが自分たちで気づくのを待ちます。
メンバーを励まし、サポートに回りながら、後の感想会で共有するためのポイントをメモしておきます。
STEP 6:ゲームの感想を聞く(感想会)

これは全ステップの中で最も重要な部分です。ゲームでの経験を実際の仕事に結びつけるために、効果的な質問を投げかけます。
質問をしたら、メンバーが答えをまとめるまでゆっくり10数えて待ちます。
不適切な意見が出ても否定せず、それに対するチーム全体の考えを聞くようにします。
【ゲーム後】学びを日常に定着させる

STEP 7:学習内容を仕事にフィードバックする
ゲームの効果を一時的なもので終わらせないためのステップです。
- ゲームで作った図や成果物を職場に飾る。
- ゲーム中に生まれた新しい用語を日常的に使う。
- スタッフミーティングなどで、ゲームでの学びがどう生かされているか問いかける。
チームビルディングゲームを行う真の目的は、「チーム力を高めることによって、仕事で成果を上げる」ことです。そのため、ゲームの中で学んだことを実際の仕事の中で、繰り返し使いフィードバックしていくことが重要です。
まとめ

もし途中で「参加したくない人がいる」「指示が理解されない」といった問題が発生しても、焦る必要はありません。それ自体を感想会での議題にし、チームの多様性やコミュニケーションの課題として捉え直すチャンスにしましょう。
この「7つのステップ」を意識して丁寧に行えば、たとえ数回のゲームであっても、チーム力の向上という成果を得ることができるでしょう。
さあ、あなたも最高のチームビルディングゲームを始めませんか!

【参考・引用】
「15分でチームワークを高めるゲーム39」(著:ブライアン・コール・ミラー、出版:ディスカバー21)
【あわせてよみたい】
本サイトでは、この他にも研修などで使えるコミュニケーションゲームを多数紹介しております。是非、こちらの記事もご覧ください


