「ついてる中山」 千林と滝井の間に佇む、“丁寧な一杯”を求めて…

京阪本線・千林駅と滝井駅のちょうど中間に位置する「ついてる中山」。住宅街の一角、気付かずに通り過ぎてしまいそうな控えめな佇まいながら、ラーメン好きの間では“わざわざ足を運ぶ価値がある店”として知られる実力派だ。実際、食べログでは ラーメン百名店2023に選出 されており、地元客から遠方のファンまで幅広く支持されている。

店主は、大阪のラーメン界を牽引する名店「カドヤ食堂」で腕を磨いた実力派。Rettyでも「カドヤ食堂出身のマスターが丁寧な仕事をする店」と紹介されており、その技術と姿勢は一杯の中にしっかりと息づいている。

■ 基本の「中華そば」は、透明感と奥行きを併せ持つ王道の味わい

中華そば(大盛)

店の看板メニューは「中華そば」。透き通るように澄んだスープは、鶏ガラと醤油の香りがふわりと広がり、後味にほんのり甘みを感じる洗練された味わいが特徴だ。細麺との相性も抜群で、スープを邪魔せず、かつしっかりと旨味を引き上げる。初めて訪れるなら、まずはこれを注文すべきだろう。

さらに特筆すべきは、スープの和だしを2倍にした「煮干しそば」。昼夜ともに数量限定で、じんわりと煮干しが香る優しい一杯として人気だ。強烈な煮干し系ではなく、滋味深さを楽しむタイプで、飲み干したくなるスープと評される。

■ “つけそば”の完成度も高く、常連の支持を集める理由に

つけそば(大盛)

「つけそば」もまた、同店の魅力を語る上で欠かせない。ラーメンデータベースでは酸味と甘みがバランスよく効いたつけ汁が「めっちゃ美味い」と高評価で、麺は太めでモチッとした食感。食べごたえがありながらもつけ汁との調和が良く、最後まで飽きずに食べ進められる。トッピングのチャーシューは柔らかく肉の旨味がしっかりと感じられるのも魅力だ。

限定メニューも多彩で、「にんにくそば」や「カレーつけそば」「みそラーメン」など、訪れるたびに新しい味との出会いがある。

■ 小さな店内で味わう“静かな幸福感”

店内はカウンター4席とテーブル2卓の合計8席のこぢんまりとした空間。だからこそ、一杯一杯が丁寧に作られ、香り立つ湯気の向こうに職人の真剣さが伝わってくる。気負わずに立ち寄れる雰囲気だが、提供される料理は非常に真摯で、ゆっくりと味を楽しみたくなる。

営業時間は 11:00~14:30、18:00~21:00(火曜は昼のみ)。スープが売り切れ次第閉店となるため、早めの訪問がおすすめだ。

アクセスと立地

店は 滝井駅・千林駅から徒歩5分 とアクセス良好。街路地にひっそりと佇むため初訪問では少し迷うかもしれないが、それもまた“隠れ家の名店”らしい味わい。近隣にコインパーキングもあるため車でも利用しやすい。

【まとめと感想】ふらりと立ち寄りたい「路地裏の名店」

ひさしぶりの訪問となった今回、元気に営業を続けていたことに、まずは感謝したい。

丁寧な仕事で仕上げられた王道中華そばから、旨味の重層感を味わうつけそばまで、どれを選んでも外れのない「ついてる中山」。千林・滝井エリアを代表するラーメン店として、そして“静かに輝く名店”として、今後も多くの人を魅了し続けるだろう。

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