コンセンサスゲーム「見えない侵略者」紹介&感想

はじめに

コロナが上陸して既に一年が経過しましたが、いまだ終息する気配はなく、冬将軍の到来と共に、爆発的な感染拡大が続いています。

そして、ふたたび「緊急事態宣言」が発令されました。

今回は、コロナ禍の生活を題材にしたコンセンサスゲーム「見えない侵略者」について改めて紹介します。

ゲームの概要

見えない侵略者」は、新型コロナウイルスの世界的大流行をテーマにしたコンセンサスゲームです。

家族の一員として、どのように、疫病に立ち向かうのか?

個人、家族…そして社会の一員としてどのような日常生活を過ごすべきなのか?

改めて考えさせられる内容となっています。

「見えない侵略者」ストーリー

【STORY】

この物語は…

新型ウイルスに怯えて暮らす家族のお話。

新型ウイルスは、瞬く間に世界中に拡散。

WHOは、パンデミック宣言を発令した…

一家が暮らす〇〇市も爆発的な感染拡大。

市長より不要不急の外出自粛が要請された

ウイルスの猛威に怯える一家…

金曜日の夜、家族会議が開かれた…

コンセンサスゲーム「見えない侵略者」より

詳しいストーリーは上記動画を御覧ください!

「見えない侵略者」設問

  • 設問1
    登場人物4人の意見についてどう思いますか?
  • 設問2
    グループで話合い、この家族はどうすべきか

みんなの意見をひとつにまとめて下さい!

感想・雑記

本ゲームを何度かプレイして、改めていくつか「感じたこと・気付いたこと」があったので、紹介します。

「総論は賛成だけど…」

コンセンサスを計る「設問2」に対する回答ですが、総論的な部分では、各グループとも意見がまとまりました。

そしてグループ毎の回答内容もおおよそ同じ様なものでした。

その回答とは…

「ひとりひとりが感染拡大に気をつけて生活する」

というものです。

私が体験したゲーム内では、個人として「コロナ等、気にすることなく、普段通り生活する…」等という意見が上がったこともありましたが、グループとしての回答は、概ね上述の通りでした。

「各論はまとまらず…」

しかし…具体的な生活行動様式については、なかなかグループの総意を得ることができません。

正確に表現するなら、ゲーム時間内にグループの意見が、まとまったことはありません。

例えば…

「満員電車の中、通勤してよいのか?」

「学校のクラブ活動は制限すべきか?」

ストーリーの中に登場する「具体的な部分」については、「課題」として挙がることは上がりますが、「私たちのグループは、この様に行動する!」という明確な回答・解決策が発表されることはありませんでした。

せいぜい…

「できるだけ、可能な人は時差通勤を行う…」

「できる人は、なるべくテレワークを行う…」

「マスクをした上で、注意してクラブ活動を行う…」

等、「そうするのが望ましい」という意見・回答が上がるだけした。

「自信を持って回答できない私…」

そんな私自身も、他のメンバーと同様の答えしか出せません。

「マスクをして、感染防止に努めながら生活する…」

これぐらいしか、言うことができません。

「不要不急の外出禁止!」

そう言われて、頭では理解できているのですが…厳格に実行することができません。実際に、昨年から会食等の回数は、減らしているものの…

この年末年始に2回ほど、家族で外食に出かけました。

繁華街をぶらぶらして、ウィンドウショッピングをしてしまいました。

私の場合、不要不急の外出については、回数は減らしているものの、ゼロにできていないというのが正直なところです。

国民の自助努力の限界について

コロナ感染拡大防止の問題については、言い訳に聞こえるかもしれませんが、自助努力のみでは限界があると感じています。

医療機関の皆様が、大変な思いをしながら、懸命に感染者の治療にあたっていることは、理解しています。不要不急の外出を控えるべきことも理解しています。

しかし、私たち国民は、不要不急の外出の回数を減らすことは出来ても、完全にゼロすることは難しいのではないでしょうか?

少なくとも私の場合…

「たまには…いいか!」

気を緩めてしまうケースがあります。

読者の皆様はどうでしょうか?

私の「希望と願い」

単なる私の「苦しい時の神頼み」「希望と願い」にすぎませんが…、

「安全なワクチン接種・治療薬の開発が進み、コロナを撲滅できなくても、命に別状のない病に成り下がってくれる…」

そんな日が一日も早く訪れることを望んでいます。

今回も、最後まで御覧頂き、ありがとうございました💖

【追伸】

他の「コンセンサスゲーム」の紹介記事はこちらからどうぞ!

Follow me!