大阪旭区で横浜家系ラーメンを頂く「そらの星」

家系ラーメンと言えば横浜のご当地ラーメンとして有名だが、大阪市旭区にも美味い横浜家系ラーメンを出してくれる店がある。それが今回紹介する「そらの星」だ。

横浜家系ラーメンの歴史

まずは、本題に入る前に横浜家系ラーメンの歴史について簡単に紹介しておこう。

横浜家系ラーメンは、1974年に横浜市に開店した「吉村家」が起源と言われる。店主の吉村実氏は、元々トラック運転手だったが、ラーメン店を開業。九州の豚骨ラーメンと東京の醤油ラーメンを融合させ、独自の濃厚な豚骨醤油スープを生み出した。これが家系ラーメンのはじまりと言われている。その後、吉村家で修行した弟子たちが独立し、それぞれ独自のラーメン店を開業。その過程で、様々なバリエーションが生まれ、現在の家系ラーメンへと進化したという。

現在も家系ラーメンは、横浜のご当地ラーメンとして有名だが、その後人気が広がり、現在では全国各地で楽しむことができる。

横浜生まれのトンコツラーメン「そらの星」

今回紹介する「そらの星」は、「武蔵家」で修業したオーナーが、2009年に大阪旭区にオープンさせたラーメン店。大阪で横浜家系ラーメンを食べるならココと言われる程の人気店である。

閉店間際の午後2時頃に訪問したにも関わらず、まだ行列が絶えていなかった。先に食券を購入し、30分ほど待ってようやく入店。

先に食券を店員さんに渡すと、いきなり4つの質問があった。

  • ライス(無料)は「あり」か「なし」か
  • 麺の堅さはどうするか(硬め・普通・やわらかめ)
  • スープの濃さは(濃いめ・普通・薄め)
  • 油の量(多め・普通・少な目)

今回私は、「チャーシュー麺&ほうれん草追加トッピング」をライスあり、麺は硬め、スープと油は普通で注文。すると店員さんは食券の四隅を折って、客の注文の内容を記録。この方法は、とても合理的だと感心させられた。

濃厚な豚骨醤油スープとほうれん草が見事にマッチ

店内はカウンター8席のみ。事前に注文を済ませておいたので、席につくと程なく着丼。まずスープの上に鎮座するチャーシューとその周りを取り囲むほうれん草と海苔の深緑の姿が目につく。スープの色は見るからに濃厚であることを連想させられる。

まずは、スープを一口、家系ラーメンらしくかなり濃厚だが、クリーミーな味わい。次は麺、家系の総本家「吉村家」と同じ酒井製麺の麺を使用しているという。硬めに茹でた中太の麺がもっちりとした食感を演じてくれている。豚チャーシューは割と厚めにスライスされており、食べ応え満点。

そして、家系ラーメンのもう一つの主役と言えば「ライス」。スープを吸い込んだしなしなのほうれん草と一緒にご飯を頬張るのが良い感じだ。

また途中で、ニンニクのトッピングを追加する等、味変を楽しむこともできる。個人的な感想としては、満足・満腹の一杯だった。

まとめ:コスパ最強で満足度の高い一杯

今回は、大阪で本格的な横浜家系ラーメンを楽しめる「そらの星」を紹介。コスパ最強で満足度の高い一杯だった。がっつりとラーメンライスを楽しみたい方は、一度訪れてみてはどうだろう…

【余談】

普通の胃袋の方は、ラーメン並(750円)で十分に満腹になれるので、中盛りや大盛を頼む必要はないだろう。正直言うと中年の私には並盛り&ライスでお腹がパンパン。お腹を慣らすため、30分程散歩をしてから自宅に戻った。

【追伸】

当サイトでは、この他にも「食べ歩き関連」の記事をアップしています。是非そちらの記事も御覧頂けると幸いです。

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