森ノ宮で“うどんの底力”を再発見「うどん居酒屋 麦笑(むぎわら)」

大阪・森ノ宮。大阪城公園の喧騒から少し外れた住宅街に、昼は本格うどん、夜は居酒屋として賑わう名店がある。
「うどん居酒屋 麦笑」——食べログ「うどん WEST 百名店」にも繰り返し選出される、実力派の一軒だ。
もくじ(CONTENTS)
■ 打ち立て・切り立て・湯がきたて。三たてに徹する一杯

麦笑のうどんは、国産小麦を使った完全自家製麺。
もっちりとした弾力と、角の立ったエッジ、そしてつるりとした喉越しが共存する“剛麺系”で、関西のうどん好きから高い支持を集めている。
出汁は利尻昆布と複数種の削り節を使い、コクがありながら後味は驚くほどクリア。「最後まで飲み干せる」と評される理由は、このバランス感覚にある。
■ 今回のお目当て「自家製チャーシューの油まぜ麺」

今回いただいたのは、ランチ限定メニューとしても人気の「自家製チャーシューの油まぜ麺」。
丼にまず目を引くのは、存在感抜群の自家製チャーシュー。
しっかりとした肉感を残しながら、箸を入れるとほろりと崩れる柔らかさで、甘辛いタレとの相性が抜群だ。

油まぜ麺といっても、重たさは皆無。うどんの太さとコシがタレを受け止め、噛むごとに小麦の甘みと旨味が立ち上がる。途中で卵黄を崩せばコクが加わり、最後まで飽きさせない構成。
「うどんでここまでできるのか」と、思わず唸らされる完成度だ。
■ 店舗情報

店名:うどん居酒屋 麦笑(むぎわら)
住所:大阪府大阪市東成区中道1-10-19
アクセス:JR・大阪メトロ「森ノ宮駅」より徒歩約5分
営業時間:昼 11:00〜15:00(L.O.14:30)、夜 18:00〜22:00(L.O.21:00)
定休日:日曜日
平均予算:昼 ~1,000円/夜 2,000〜3,000円
■ 編集後記

讃岐の系譜を感じさせる剛麺に、居酒屋としての柔軟さを掛け合わせた麦笑。今回の「自家製チャーシューの油まぜ麺」は、その懐の深さを象徴する一杯だった。森ノ宮という土地柄、大阪城散策の前後にも使いやすい。
“うどんは軽食”という固定観念を、心地よく裏切ってくれる名店である。
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